問 題
健常者が呼吸及び脈拍の増加やめまいを起こす酸素濃度として、最も適当なものは次のうちどれか。
- 20~18%
- 17~16%
- 11~10%
- 7~6%
- 4%以下
正解 (2)
解 説
空気中の酸素は約21%です。この濃度が薄くなって18%を切ると酸欠状態と呼ばれ、健常者でも様々な症状が出てきます。
各濃度帯における症状は下記の通りですが、特に重要なのは「18%」というボーダーラインです。これを少し下回ると軽い症状が、大きく下回ると重い症状が現れます。
- 20~18%:ほとんど違和感はなく、普通に過ごせます。
- 17~16%:脈拍が増え、場合によってはめまいが起こります。
- 15~14%:上記の症状がさらに現れ、判断力が鈍くなります。
- 11~10%:呼吸がしづらくなります。
- 7~ 6%:感覚鈍重となり、知覚を失いやすくなります。
よって、正解は(2)となります。
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