問 題
下水道に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 下水の排除方式には、合流式と分流式がある。
- 下水道施設は、管渠、ポンプ施設、処理施設から構成される。
- 下水道の役割の一つに、浸水の防除がある。
- 流域下水道の事業主体は、原則として市町村である。
- 下水道は、水循環の創出に寄与する。
正解 (4)
解 説
(4)に関して、流域下水道の事業主体は、原則として都道府県です。一方、公共下水道の事業主体は、原則として市町村です。
流域下水道というのは、河川や湖などが複数の市町村をまたがっているとき、その水域の水質を保全するため、市町村の枠にとらわれず広域的に下水を処理する仕組みです。よって、その事業は一つの市町村単位で行えるものではないので、都道府県が主体となります。
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