問 題
流体に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 大気基準圧(大気圧を基準にした圧力)は、ある地点の圧力を同一高さの大気圧との差圧で表す。
- 動圧は、流速の二乗と流体の密度に比例する。
- 円形ダクトの圧力損失は、ダクト直径に反比例する。
- 直線ダクトの圧力損失は、風速の二乗に比例する。
- ダクトの形状変化に伴う圧力損失は、形状抵抗係数と風速に比例する。
正解 (5)
解 説
ダクトの形状変化に伴う圧力損失は、以下の式のようになります。
- ΔP:ダクトの形状変化に伴う圧力損失[Pa]
- ξ:形状抵抗係数(無次元)
- ρ:液体の密度[kg/m3]
- v:風速[m/s]
よって、形状抵抗係数には比例しますが、風速には比例せず、風速の2乗に比例します。
コメント