ビル管理士試験 H25年 問32 問題と解説

　問 題　　　　　

音に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1. 加齢に伴い、低い周波数よりも高い周波数で聴力低下が起こりやすい。
2. マスキング効果は、一般に低い周波数よりも高い周波数において大きい。
3. 騒音による健康影響では、血圧の上昇が起きる。
4. 会話の音声のレベルが55～65dBの時に、騒音レベルが45dB以下であれば、十分な了解度が得られる。
5. 人の聴覚が最も敏感な周波数は、8,000Hz付近である。

　解 説　　　　　

人の聴覚がキャッチできる音域は、個人差はあるものの、大体20～20,000Hzといわれています。そのなかでも最も敏感な周波数は、大体4,000Hz付近となっています。