問 題
ネズミの防除に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 抗凝血性殺鼠剤を用いた防除では、原則として毒餌を連続して喫食させる必要がある。
- 忌避剤であるカプサイシンは、処理空間からネズミを追い出す目的で使用される。
- クマネズミを対象にした毒餌は、植物性の餌を基材とする。
- 防除は、餌を断つこと、巣を作らせないこと及び通路を遮断することが基本である。
- 防鼠構造・工事基準案では、ドア周辺の隙間は1cm以内にすることとしている。
正解 (2)
解 説
カプサイシンは唐辛子の辛味の成分です。ネズミに対しては忌避剤になりますが、嗅覚ではなく味覚で効力を発するので、空間的な効果は持ちません。
たとえば電気配線にこれを塗っておけば、その配線がネズミにかじられなくなる、というような効果が期待されます。
コメント