ビル管理士試験 H24年 問165 問題と解説

 問 題     

建築物内廃棄物の中間処理設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 融解固化装置は、ちゅう芥の処理に用いられる。
  2. シュレッダは、OA紙の切断に用いられる。
  3. 圧縮装置は、缶の減容に用いられる。
  4. 滅菌装置は、注射針の処理に用いられる。
  5. 梱包機は、新聞・雑誌の減容に用いられる。

 

 

 

 

 

正解 (1)

 解 説     

融解固化とは、文字通りものを溶かしたのちに固め直すということです。これはプラスチックごみに使う中間処理です。プラスチックはその形によってはだいぶかさばりますので、一度溶かして固め直すことで、その体積をかなり減らすことができます。

ちゅう芥がかさばることももちろん考えられますが、そのようなときはちゅう芥を溶かすのではなく、粉砕機を使って小さく砕くことで体積を減らします。また、ちゅう芥は水分も問題になるので、そのときは脱水装置を使います。

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