ビル管理士試験 H24年 問135 問題と解説

 問 題     

浄化槽に用いられる活性汚泥法に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 活性汚泥は、主として好気性条件下で生息する細菌や原生動物などの微生物の集合体である。
  2. 活性汚泥法は、活性汚泥と汚水を効率よく接触させ、汚水中の有機物を微生物の代謝作用によって除去する。
  3. ばっ気槽の設計諸元の一つに、BOD容積負荷がある。
  4. 沈殿槽で沈降分離された汚泥は、再び流量調整槽に返送される。
  5. ばっ気槽混合液は、沈殿槽において沈降分離させて、上澄水は消毒後放流される。

 

 

 

 

 

正解 (4)

 解 説     

汚泥は流量調整槽ではなく、ばっ気槽に戻されます。

流量調整槽に戻されるのは汚泥ではなく、そこから発生した脱離液です。

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