問 題
排水通気設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 自然流下式の排水横管の勾配は、管内流速が0.6~1.5m/sとなるようにする。
- 特殊継手排水システムは、排水横枝管への接続器具数が比較的少ない集合住宅やホテルの客室系統に多く採用されている。
- 伸頂通気方式の排水横主管の水平曲がりは、排水立て管の底部より3m以内に設けてはならない。
- 伸頂通気管は、排水立て管頂部を負荷に応じた管径に縮小して延長し、末端を大気中へ開口する。
- 結合通気管は、高層建築物でブランチ間隔10以上の排水立て管において、最上階から数えてブランチ間隔10以内ごとに設ける。
正解 (4)
解 説
(4)の内容は概ね合っていますが、管径は縮小せず、そのままか、むしろ拡大するほうが望ましいです。通気管を使用せずに排水立て管自身に通気管の役割も果たさせるため、管が細くては通気能が不充分になってしまいます。
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