問 題
給湯設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 部分負荷を考慮し、エネルギー利用効率の高い熱源機器を採用する。
- 水中における空気の溶解度は、水温の上昇により減少する。
- 給湯設備における金属材料の腐食は、給水設備において使用される場合より早期に発生し、その腐食速度も速い。
- 配管中の湯に含まれている溶存空気を抜くためには、圧力の高いところに自動空気抜き弁を設置する。
- 長い直線配管には、伸縮管継手を使用して、管の伸縮量を吸収する。
正解 (4)
解 説
圧力が高いところでは、それだけ多くの空気が水に溶け込んでいられます。一方、圧力の低いところではあまり多くの空気が水に溶けることはできません。
よって、圧力の低いところのほうが水から分離する空気の量が(相対的に)多いので、ここで空気抜きをしたほうが効率的に溶存空気を減らすことができます。
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