ビル管理士試験 H24年 問108 問題と解説

 問 題     

給水設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 簡易専用水道とは、水道事業の用に供する水道から受ける水のみを水源とするもので、水槽の有効容量の合計が10m3を超えるものをいう。
  2. 受水槽容量は、1日最大使用量の半日分とする。
  3. 建築物環境衛生管理基準においては、末端給水栓で0.1mg/L以上の遊離残留塩素濃度が保持されていなければならない。
  4. 水道法に基づく水質基準では、大腸菌は1mLの検水で形成される集落数が100以下である。
  5. 開放型冷却塔の補給水は、冷却水循環量の2%程度を見込む。

 

 

 

 

 

正解 (4)

 解 説     

水道法では、大腸菌の基準は「検出されないこと」です。

「1mLの検水で形成される集落数が100以下」なのは大腸菌ではなく、一般細菌です。

コメント