ビル管理士試験 H24年 問67 問題と解説

 問 題     

空気調和方式に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 変風量単一ダクト方式は、給気温度を可変とすることで、熱負荷の変動に対応するものである。
  2. ダクト併用ファンコイルユニット方式は、端末ユニットとしてファンコイルユニットを用い、単一ダクト方式と併用するものである。
  3. ターミナルエアハンドリングユニット方式は、各室や細分されたゾーンの空気調和に特化した小風量タイプの空気調和機を用いるものである。
  4. 水熱源ヒートポンプ方式では、冷房時冷却水と暖房時低温温水の2系統を同一配管としている。
  5. 放射冷暖房方式では、中央式外調機が併用される。

 

 

 

 

 

正解 (1)

 解 説     

定風量単一ダクト方式では、給気温度を変化させて熱負荷に対応します。また、変風量単一ダクト方式では、給気風量を変化させて熱負荷に対応します。

(1)では「変風」とあるのに「温度を可変」と書かれているため、これが間違いです。「変風」の部分を「定風」に変えるか、あるいは「温度を可変」を「風量を可変」にすれば正しくなります。

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