ビル管理士試験 H24年 問39 問題と解説

 問 題     

電磁波及び磁場に関する次の記述のうち、最も適当なものはどれか。

  1. 紫外線は、赤外線より皮膚透過性が大きい。
  2. 磁場の強さを示す単位として、ジュール(J)が用いられる。
  3. レーザ光線は、複数の波長を組み合せた電磁波のことである。
  4. 可視光線の波長は、赤外線の波長より長い。
  5. 赤外線は、工業用加熱装置に用いられる。

 

 

 

 

 

正解 (5)

 解 説     

(1)について、赤外線のほうが波長が長く、皮膚透過性が大きいです。

(2)で、磁場の強さは[A/m](アンペア毎メートル)の単位を使います。

(3)で、レーザ光線は単一の波長(もしくはごく限定された狭い幅の波長)を持つ電磁波です。

(4)について、可視光線の中では赤色の波長が長く、紫色の波長が短いです。赤色の波長の外側が赤外線なので、赤外線は可視光線よりも波長が長いということになります。一方、紫色の波長の外側が紫外線なので、紫外線は可視光線よりも短いということになります。

コメント