ビル管理士試験 H24年 問4 問題と解説

 問 題     

建築物における衛生的環境の確保に関する法律に基づく特定建築物の要件及びその判断に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. 建築基準法に定義される建築物であること。
  2. 特定建築物の延べ面積の算定方法は、建築基準法の定義に基づく算定方法とは異なる場合がある。
  3. 同一敷地内に複数の建築物がある場合は、すべての棟の延べ面積を合算して算定する。
  4. 特定用途に供される部分の延べ面積が、3,000m2以上(学校教育法第1条に規定する学校の場合は8,000m2以上)の建築物であること。
  5. 駅ビル内部のプラットホームの部分は、延べ面積に含めない。

 

 

 

 

 

正解 (3)

 解 説     

延べ面積ではなく、棟ごとの面積で判断します。たとえば、A棟、B棟、C棟があったとき、A棟とB棟が大きくてC棟が小さければ、A棟とB棟がそれぞれ別々に特定建築物となり、C棟はそれに該当しないことになります。

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