ビル管理士試験 H23年 問87 問題と解説

 問 題     

昼光照明に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 直射日光による地上の法線照度が等しければ、太陽高度が高いほど、直射日光による水平面照度が大きくなる。
  2. 太陽高度が等しければ、大気透過率が高いほど直射日光による水平面照度が大きくなる。
  3. 曇天の場合、一般に地上からの見上げ角が大きいほど天空輝度が高い。
  4. 昼光率は、窓ガラスの透過率の影響を受ける。
  5. 直接昼光率には、直射日光による照度が関係する。

 

 

 

 

 

正解 (5)

 解 説     

昼光率に直射日光は関係ありません。

昼光率とは、ある点における照度の、直射日光を除いた全天空照度の割合のことです。直接昼光率は窓から入る直接光が問題となり、間接昼光率は室内で反射した光が問題となります。

ただし、直接光というのは決して直射日光のことではないので注意してください。

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