ビル管理士試験 H23年 問78 問題と解説

 問 題     

ホルムアルデヒド測定法などに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 簡易測定法には、光電光度法、燃料電池法等がある。
  2. パッシブ法は、ポンプによるサンプリングを行う。
  3. TFBAカートリッジ捕集-GC/MS法では、カートリッジの保管において冷蔵する必要はない。
  4. 厚生労働大臣が告示で指定する測定器には、電動ポンプ式検知管法が含まれている。
  5. ほう酸溶液捕集-AHMT吸光光度法の測定には、インピンジャーを用いる。

 

 

 

 

 

正解 (2)

 解 説     

サンプリングの方法にはアクティブ法とパッシブ法があります。

アクティブとは「積極的な」というような意味があるので、ポンプを使って積極的に試料をサンプリングするときに使います。

一方、パッシブというのは「受動的な」というような意味があるので、空気の自然拡散によるサンプリングのことです。

よって、選択肢(2)の説明は、パッシブ法ではなくアクティブ法の説明となります。

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