問 題
室面積40m2、天井高2.5mの居室に、換気回数0.5回/hの換気がされている。汚染物質の発生があり、初期濃度0mg/m3が2時間後に0.02mg/m3に増加した。その時の汚染物質の発生量として、最も近い値は次のうちどれか。
ただし、室内は完全混合(瞬時一様拡散)とし、外気濃度は0mg/m3、室内濃度は、以下の式で表される。なお、e=2.7とする。
ただし、
- C：室内濃度(mg/m3)
- C0：初期濃度(mg/m3)
- M：汚染物質発生量(mg/h)
- Q：換気量(m3/h)
- n：換気回数(回/h)
- t：時間(h)
- 0.6mg/h
- 1.0mg/h
- 1.6mg/h
- 2.0mg/h
- 2.6mg/h
正解 (3)
解 説
この問題ではすでに式が与えられているので、基本的には数値の代入で答えが出ます。
まず、求めるものは汚染物質の発生量なので、式中のMが求める解となります。
次に、式中のCとC0は問題文から、それぞれ0.02と0になります。Qは換気量ですが、これは部屋の広さ[m3]に換気回数を掛ければよいので、
Q=40×2.5×0.5=50[m3/h]
となります。
e、n、tも文中にすでに数値が出ていて、それぞれ2.7、0.5、2となります。
あとはこれらを問題文で与えられた式に代入していけば、求めたいMを算出することができます。
よって、正解は(3)です。
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