ビル管理士試験 H23年 問56 問題と解説

 問 題     

エアロゾルの性質に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 大気の個数濃度分布は、粒径約1μmにピークがある。
  2. 大気の質量濃度分布は、粒径1~2μmを谷とした二山型分布となることが多い。
  3. 光散乱径は、物理相当径の一つである。
  4. 液体のエアロゾル粒子は、一般に球形である。
  5. 小さな粒子ほどブラウン運動による移動量が大きい。

 

 

 

 

 

正解 (1)

 解 説     

(1)について、エアロゾルは、気体中に微粒子がたくさん浮かんでいるような状態なので、粒子は非常に小さいです。

大気のエアロゾル粒径で最も多いのは、10nm(0.01μm)弱の大きさです。

コメント