問 題
電磁波に関する次の記述のうち、最も適当なものはどれか。
- 可視光線の波長は、紫外線のそれより短い。
- マイクロ波は、殺菌灯として用いられる。
- 電離放射線の生体影響の度合いを示す単位として、シーベルト(Sv)が用いられる。
- レーザ光線は、複数の波長を組み合わせた電磁波のことである。
- 紫外線の生体への有益な作用効果をレイノー現象という。
正解 (3)
解 説
(1)について、可視光の中では紫が短く、赤が長いです。紫よりも波長の短いものを紫外線、赤よりも波長の長いものを赤外線と呼んでいます。
(2)について、殺菌灯といえば紫外線です。
(4)について、レーザ光線は単一波長の電磁波です。
(5)について、紫外線の有益な作用効果というのは、皮膚でビタミンDを作ることですが、これはドルノ線と呼ばれます。レイノー現象とは、寒さや緊張によって手足の指先が震え、色調が青白く(または赤紫色に)変わってしまう現象です。そのため、レイノー現象はここでは関係ありません。
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