ビル管理士試験 H23年 問38 問題と解説

 問 題     

赤外線の生体影響に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 白血病を生ずる。
  2. 白内障を生ずる。
  3. 代謝を高める。
  4. 熱中症を生ずる。
  5. 皮膚血管を拡張させる。

 

 

 

 

 

正解 (1)

 解 説     

赤外線は熱を帯びた光線であり、こたつや電気ストーブ、オーブンなどに使われています。これだけ日常的に使われているものなので、(1)の「白血病を生ずる」はやや無理があります。

ものを温める効果があるため、ヒトが赤外線を浴び続ければ、(3)、(4)、(5)のような現象が起きるのは納得できると思います。

また、(2)について、赤外線は網膜や角膜で吸収され、白内障などの障害に繋がる恐れもあります。そのため、電気ストーブやオーブンの熱源を凝視することは望ましくありません。

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