ビル管理士試験 H23年 問34 問題と解説

 問 題     

振動に関する次の記述の.うち、最も不適当なものはどれか。

  1. 振動感覚閾値は、地震の震度0(ゼロ)の限界に相当する振動レベル55dBである。
  2. 全身振動の大きさの感覚は、振動継続時間によって異なる。
  3. 全身振動は、鉛直振動と水平振動に分けて評価される。
  4. 約100dB以上の強い振動は、胃腸の働きの抑制や血圧上昇などを起こす。
  5. 振動レベルとは、聴覚補正した振動加速度レベルのことである。

 

 

 

 

 

正解 (5)

 解 説     

(5)は「聴覚補正」という部分が誤りで、正しくは「振動感覚補正」となります。

振動レベルは、聴覚に限らず、人が全身で感じる振動の強さを示す指標です。単位は[dB]で、一般に55[dB]を超えると人は振動を感じます。

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