ビル管理士試験 H22年 問116 問題と解説

 問 題     

給湯設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 部分負荷を考慮し、エネルギー利用効率の高い熱源機器を採用する。
  2. 中央式給湯設備の場合の給湯温度は、ピーク使用時においても55℃以上が望ましい。
  3. 給湯配管系統の圧力の高い箇所は、湯に溶け込んでいた空気が分離しやすい。
  4. 間接加熱方式とは、高温の温水を熱源として、加熱コイルによって給湯用の水を加熱する方式である。
  5. 事務所の用途に使用する建築物において、給湯量の設計値は、10L/(人・日)程度である。

 

 

 

 

 

正解 (3)

 解 説     

圧力が高ければ高いほど、水(湯)の中に空気を溶け込ませることができます。そのため、空気を分離したいのであれば、低圧条件にする必要があります。

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