問 題
建築物及び建築物の構造に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 鉄筋コンクリート構造の事務所建築の法定耐用年数は、50年である。
- 既存不適格建築物とは、法が適用された時点で既に存在していた建築物のうち、その後の改正規定に適合していない建築物をいう。
- コンクリートの中性化は、構造体の寿命に大きく影響を与える。
- 制振構造とは、地震力による揺れを建築物の上部構造に伝達しないように構造体の揺れを低減する構造である。
- 耐震診断は、構造体や仕上げ材、設備等に関する諸基準、指針等に基づいて行われる。
正解 (4)
解 説
(4)の説明は「制振構造」ではなく「免震構造」です。
制振構造は、建物の揺れそのものを制する(=減らす)ような構造のことを指します。
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