問 題
鉄骨構造に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 鉄骨構造の現場での接合方法は、近年では、ほとんどが溶接接合である。
- 鉄骨構造は、じん性に富み、耐震的に有利な構造にしやすい。
- 鉄骨構造の溶接接合には、一般にアーク溶接が用いられる。
- 鉄骨構造は、部材の接合によりラーメン構造、トラス構造等に大別できる。
- 鉄骨構造や鉄筋コンクリート構造等、異なった構造の長所を生かして組み合わせたものを混合構造という。
正解 (1)
解 説
溶接接合は手間がかかる上に、その出来栄えの善し悪しが作業員の技術力によって大きく異なります。
一方、ボルトを使ったボルト接合は、作業性も良く、作業員の技術力によらず一定水準の接合が可能です。よって、近年ではほとんどがボルト接合になっています。
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