問 題
光環境と視覚に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 照度が低下すると瞳孔は拡大する。
- 一般に、照度が高くなると、細かい物を識別しやすくなる。
- 網膜にある錐体細胞は、暗いときに働きやすい。
- 照明の質を向上させるためには、グレアを防止する必要がある。
- 視力は照度0.1lx付近で大きく変化する。
正解 (3)
解 説
錐体細胞ではなく、杆体細胞が暗いときに活躍する細胞です。この細胞は色を識別することはできないので、暗いところでは物の形がわかっても色が認識できないということになります。
一方、錐体細胞は明るい場所で色を認識するのに優れていますが、暗いところでは働きにくいです。
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