ビル管理士試験 H22年 問21 問題と解説

 問 題     

環境中における有害物質などの基準を設定する科学的な根拠として、最も不適当なものは次のうちどれか。

  1. 動物実験のデータ
  2. 汚染度の異なる地域における人の罹患状況などの疫学調査
  3. 経験的に証明されている有害濃度
  4. 有害要因による健康障害の裁判事例
  5. 労働衛生上の許容濃度を基礎とした安全度の検討

 

 

 

 

 

正解 (4)

 解 説     

裁判の事例が基準の設定に影響を与えないとも限りませんが、少なくともこれは「科学的な」根拠とはいえません。むしろ、「社会的な」根拠といえそうです。

また、普通は裁判事例をもとに基準が設定されるのではなく、科学的根拠によって設定された基準をもとに裁判の判決が決まります。そう考えると、(4)だと順序が逆です。

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