問 題
ねずみの防除に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 殺鼠剤(さっそざい)は、経口的な取り込みにより効果が発揮される。
- 侵入を防ぐために、通風口や換気口の金属格子の目の幅は1cm以下にする。
- 第1世代の抗凝血性殺鼠剤であるフマリンは、速効性である。
- カプサイシンは、ケーブルなどのかじり防止の目的で使用される。
- 防除の基本は、餌を絶つこと、巣を作らせないこと、及び通路を遮断することである。
正解 (3)
解 説
第1世代の抗凝血性殺鼠剤であるワルファリンやフマリンは、遅効性であるため、連日摂取させることが必要となります。
一方、急性殺鼠剤の代表例としてはシリロシドが挙げられます。これなら、1回の経口摂取でネズミを致死させることができます。
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