ビル管理士試験 H30年 問125 問題と解説

 問 題     

排水再利用設備の単位装置の維持管理に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. スクリーンにおいては、汚物が堆積しないように適時除去する。
  2. 流量調整槽においては、ポンプなどの作動状況及び水位・流量を確認する。
  3. 活性炭処理装置においては、通水速度を適正に保持する。
  4. 凝集処理装置においては、空気供給量を適正に保持する。
  5. ろ過装置においては、ろ材の洗浄が適切に行われていることを確認する。

 

 

 

 

 

正解 (4)

 解 説     

凝集処理装置に空気を送り込んでしまうと、凝集しかけていた固まりが壊れて小さくなったり軽くなったりしてしまいます。そうするとうまく凝集できなくて、ひいては沈殿分離を行えなくなります。

よって、(4)の「空気供給量を適正に保持する」という部分が誤りで、空気はわざわざ供給しないほうがよいです。

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