問 題
建築物の構造に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 折板構造の応力は、主として面内力である。
- トラス構造の部材に生じる応力は、曲げモーメントとせん断力である。
- 壁式構造の組積式には、れんが造、補強コンクリートブロック造がある。
- 空気膜構造は、膜面に張力を与えている。
- 制振構造は、建物の揺れを制御し、低減しようとする構造である。
正解 (2)
解 説
トラス構造では、応力は軸方向力に限られます。
- 曲げモーメント:曲げる力
- せん断力 :ずらす力
- 軸方向力 :引っ張ったり圧縮したりする力
よって、(2)の「曲げモーメントとせん断力」が誤りで、正しくは「軸方向力」となります。
コメント