問 題
下の図のような平屋建の建築物の建築面積として、建築基準法上、最も近いものは、次のうちどれか。
ただし、国土交通大臣が高い開放性を有すると認めて指定する構造の部分はないものとする。
- 64m2
- 72m2
- 80m2
- 88m2
- 100m2
正解 (2)
解 説
建築物の建築面積を計算する上で知っておくべき知識が2つほどあります。1つは、軒やひさしの分の面積も建築面積に含むということです。もう1つは、ただし軒やひさしの外側の1m分は、建築面積に含まないということです。
つまり今回の場合では、上手の平面図において(他の図は見なくても答えが出せます)、平面図の左にあるひさしは幅2mのうち1m分を引いた残り1m分が建築面積に含まれます。平面図の上下にある軒は幅1mなので全体が外扱いになります(建築面積に含みません)。
よって、建築面積は以下のようになります。
(8+1)×8=72m2
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