問 題
建築物とその構造に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- コンクリートの中性化は、構造体の寿命に大きく影響を与える。
- クリープは、一定の大きさの持続荷重によって、時間とともにひずみが増大する現象をいう。
- 耐震補強には、強度を高める方法や変形能力を高める方法がある。
- 塑性とは、部材などに荷重を作用させたときに生じる変形が、荷重を取り除いた後に、元の状態に戻る性質をいう。
- 免震構造には、アイソレータを用いて地盤から建築物を絶縁する方法がある。
正解 (4)
解 説
(4)の記述は惜しいですが、最後が誤っているため反対の意味になってしまっています。
塑性とは、部材などに荷重を作用させたときに生じる変形が、荷重を取り除いた後に、元の状態に戻らない性質のことです。ちなみに、元の状態に戻る性質(塑性の反対)は、「弾性」です。
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