ビル管理士試験 H26年 問34 問題と解説

 問 題     

振動に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 振動の基本的物理量は、変位、速度、加速度、周波数等である。
  2. 乗り物酔いや動揺病は、周波数が1Hz未満で振幅が大きい場合に起こりやすい。
  3. 交通車両の運転業務により受ける振動障害は、強い水平振動による。
  4. 局所振動で問題となる振動数は、約8~1,000Hzである。
  5. 長時間振動作業による神経障害が進行すると、手指の伸展に支障がみられることがある。

 

 

 

 

 

正解 (3)

 解 説     

電車を運転している人(もしくは乗客)をイメージするとわかりやすいかもしれませんが、動いているのはもちろん水平方向ですが、振動に関しては、ガタンゴトンと、垂直方向(鉛直方向)に揺らされます。

よって、振動障害を受けるとき、それは強い垂直振動(鉛直振動)である場合が多いです。

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