問 題
建築物での高湿度による悪影響として、最も適当なものの組合せは次のうちどれか。
- 静電気の発生
- カビ・ダニの発生
- 結露
- 風邪をひきやすくなる
- ほこりの発生
- アとイ
- アとオ
- イとウ
- ウとエ
- エとオ
正解 (3)
解 説
アの静電気は冬などの乾燥しているときに発生しやすいです。
イのカビやダニは湿気を好むので、高湿度で繁殖しやすいです。たとえばお風呂を使ったあとによく乾燥させないと、カビが発生しやすくなります。
ウの結露も高湿度が発生要因となります。結露は空気中の水蒸気が露点に達して水になるために起こるので、そもそも空気中の水蒸気が少なければ(=湿度が低ければ)結露は起きづらくなります。
エの風邪は冬に罹患しやすいこと、風邪予防として加湿器を使うことなどを考えると、乾燥が悪く、湿潤が良いというのがわかると思います。
オのほこりは、乾燥していると舞いやすいので悪影響を及ぼします。一方、湿潤だとほこりに水分が吸着して重くなり、地面に落ちるので、悪影響は減ります。
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