問 題
ゴキブリに関する次の記述のうち、最も適当なものはどれか。
- チャバネゴキブリは、卵から成虫になるまで、25℃で約半年を要する。
- ゴキブリの幼虫は、脱皮を繰り返して蛹、成虫となる。
- ゴキブリの卵塊は舟状をしているため、卵舟という。
- ゴキブリが集合するのは、体節から分泌されるホルモンの作用である。
- ゴキブリには一定条件の潜み場所があり、日中はほとんどその場所に潜伏している。
正解 (5)
解 説
(1)は、「25℃で約半年」のところは「25℃で60日間」が正しいです。つまり日数だけ違います。
(2)で、ゴキブリはさなぎになりません。幼虫からいきなり成虫となるこのような生態を、不完全変態といいます。
(3)は「卵舟」ではなく、「卵鞘」です。卵舟は、アカイエカの卵塊が当てはまります。
(4)が、「体節からのホルモン」ではなく、「糞中のフェロモン」です。ホルモンは体内で分泌されるもの、フェロモンは体外に放出されるものです。
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