ビル管理士試験 2022年 問147 問題と解説

 問 題     

ビルクリーニング用の器具に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 床磨き機に用いるブラシは、シダの茎、又はナイロン繊維を植えたものが一般的である。
  2. 自在ぼうきは、馬毛などを植えた薄いブラシに長柄を付けた構造である。
  3. 三つ手ちり取りは、本体を下に置けば蓋が開き、移動する際にごみがこぼれない構造である。
  4. 床維持剤塗布用のフラット型モップは、房が短いため、壁面や幅木を汚しにくい。
  5. 床磨き機に用いるブラシは、凹凸のある床面の洗浄に使用する。

 

 

 

 

 

正解 (3)

 解 説     

(3)で、三つ手ちり取りは下図のようなちり取りです。見た目の通り、移動する際にごみがこぼれやすいです。改良ちり取り(文化ちり取り)という、三つ手ちり取りにふたが付いたタイプのものを使えば、ごみがこぼれにくくなります。

よって、(3)の記述が誤りなので、これが正解となります。

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