問 題
排水設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 汚水槽の清掃は、酸素濃度が18%以上、かつ、硫化水素濃度が10ppm以下であることを確認してから作業を行う。
- 逆流防止弁は、排水通気管からの臭気の逆流を防止するために設置する。
- 飲食店などのグリース阻集器内で発生する油分の廃棄物は、産業廃棄物として処理する。
- 排水槽内で汚物などの腐敗が進行し、悪臭が発生する場合の対策として、排水ポンプのタイマ制御により1~2時間ごとに強制的に排水する。
- 排水管に設置する床下式の掃除口の蓋には、砲金製プラグを用いる。
正解 (2)
解 説
(2)で、逆流防止弁は、洪水時などに下水本管から排水が逆流してくるのを防止するために設けられます。
(2)の説明文は水の話ではなく空気(臭気)の話になっているので、これが誤りの記述だと判断できます。よって、正解は(2)となります。
コメント