問 題
給湯設備における省エネルギーに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 中央式給湯設備の循環ポンプは、省エネルギーのため、返湯管の温度が低下した場合に運転する。
- 器具ごとに定流量弁を設置する。
- 適切な給湯設備の制御方式を採用する。
- 混合水栓の使用を避け、湯と水は別々の水栓とする。
- 配管経路の短縮、配管の断熱等を行うことで、放熱損失を低減した配管とする。
正解 (4)
解 説
(4)に関して、湯と水を別々に扱うと、それぞれに配管やポンプ等の設備を設けなくてはいけません。また、いざ使用するときにも水量や温度の調節が難しく、多めに出しがちになってしまいます。
よって、湯と水を別々の水栓から出さずに、最初から混合水栓としたほうが、エネルギーと水の節約につながります。
以上から、正解は(4)となります。
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