問 題
地震対策に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- ガス用マイコンメータは、地震発生時に自動的にガスを遮断するガスメータである。
- 気象庁震度階級は、地震の揺れの強さを示す指標である。
- 大規模事業所では、地震被害の軽減のため、防火管理者の選任が義務付けられている。
- 感震ブレーカは、地震時に自動的に電気を遮断するブレーカである。
- Jアラートは、緊急の気象関係情報、有事関係情報を国から住民などへ伝達するシステムである。
正解 (3)
解 説
(3)に関して、防火管理者は、多数の者が利用する建物などの「火災等による被害」を防止するために選任される責任者のことです。ここでは「地震被害」の話をしているので、防火管理者を選任する目的としてはピントがずれています。
大規模事業所においては、従来の防火管理者、自衛消防組織に加えて、大地震などに備えた防災管理者を置くことが必要です。これは地震被害の軽減を目的としている規定なので、(3)の「防火管理者」が誤りで、正しくは「防災管理者」です。
よって、正解は(3)となります。
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