ビル管理士試験 2025年 問84 問題と解説

 問 題     

床衝撃音に関する次の文章の(  )内に入る語句の組合せとして、最も適当なものはどれか。

重量床衝撃音は、( ア )ときに発生し、衝撃音は( イ )に主な成分を含む。対策としては( ウ )が効果的である。

  •      ア           イ        ウ
  1. 人が床上で飛び跳ねたりした  高周波数域  柔らかい床仕上げ材
  2. 人が床上で飛び跳ねたりした  低周波数域  柔らかい床仕上げ材
  3. 人が床上で飛び跳ねたりした  低周波数域  床躯体(くたい)構造の質量増加
  4. テーブルを引きずったりした  高周波数域  柔らかい床仕上げ材
  5. テーブルを引きずったりした  低周波数域  床躯体構造の質量増加

 

 

 

 

 

正解 (3)

 解 説     

重量床衝撃音は、上の階にいる人が走り回ったり、重いものをどすんと置いたりしたときに聞こえる音です。「重量」と名付けられている通り、基本的には重いものが発する音なので、ずうぅぅん…といった低い音が多いです。

重いものは軽いものと比べて低い音を出し、それは周波数でいうと低周波になります。よって、( ア )には「人が床上で飛び跳ねたりした」を入れるのが妥当だと判断できます。もう一方の「テーブルを引きずったりした」ときの音は、軽量床衝撃音となります。

また、上記の通りなので( イ )には「低周波数域」が入ります。

続いて重量床衝撃音の対策ですが、選択肢には「柔らかい床仕上げ材」と「床躯体構造の質量増加」とがあります。

カーペットや畳を想像するとわかりやすいと思いますが、柔らかい床仕上げ材は軽量床衝撃音を軽減するのが得意です。一方、重量床衝撃音を抑えるためには鉄筋コンクリート構造にするなど、躯体を頑丈にする必要があります。

よって、( ウ )には「床躯体構造の質量増加」が入ります。

以上から、

  • ア:人が床上で飛び跳ねたりした
  • イ:低周波数域
  • ウ:床躯体構造の質量増加

となるので、正解は(3)です。

本問では重量床衝撃音に関する説明文が出題されていますが、2022年 問86には軽量床衝撃音に関する説明文が出題されています。併せて確認しておいてください。

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