問 題
給湯設備の保守管理内容とその実施頻度との組合せとして、最も不適当なものは次のうちどれか。
- 第一種圧力容器の定期自主検査 6か月以内ごとに1回
- 第二種圧力容器の定期自主検査 1年以内ごとに1回
- 小型圧力容器の定期自主検査 1年以内ごとに1回
- シャワーヘッドの定期点検 6か月に1回以上
- 給湯配管類の管洗浄 1年に1回以上
正解 (1)
解 説
(1)~(3)に関して、各種圧力容器の検査は、それぞれ次のように定められています。これらは合わせて出題されやすいので、しっかり区別して覚えておいてください。
- 第一種圧力容器:
定期自主検査は1か月以内ごとに1回行い、性能検査は1年以内ごとに1回行います。 - 第二種圧力容器/小型圧力容器:
1年以内ごとに1回の定期自主検査が必要です。性能検査は必要ありません。
よって、(1)の「6か月」が誤りで、正しくは「1か月」となります。(2)と(3)は正しい記述です。
(4)に関して、シャワーヘッドの点検は6か月に1回以上の頻度で行う必要があります。また、シャワーヘッドの分解清掃は1年に1回以上、実施します。よって、(4)は正しいです。
(5)に関して、配管類の管洗浄の頻度は、1年に1回以上です。よって、(5)も正しいです。
以上から、正解は(1)となります。
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