問 題
水道施設に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 取水施設を設ける場所の選定に当たっては、水量及び水質に対する配慮が必要である。
- 浄水処理は、一般に沈殿、ろ過、消毒の3段階からなる。
- 緩速ろ過法は、沈殿池で水中の土砂などを沈殿させた後に、緩速ろ過池で4~5m/日の速度でろ過する方法である。
- 送水施設は、浄水施設から配水施設まで浄水を送るための施設である。
- 配水池の必要容量は、計画1日最大給水量の8時間分を標準とする。
正解 (5)
解 説
(5)に関して、水道施設としての配水池の必要容量は、計画1日最大給水量の12時間分を標準とします。
よって、「8時間分」が誤りで、正しくは「12時間分」となるので、正解は(5)となります。
この設問は完全に知識問題で、過去に同様の出題はあるものの、出題頻度は低いです。そのため、余裕があれば押さえておくのが望ましいですが、ご自身の学習状況や理解度によっては後回しにしても構わないと思います。
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