ビル管理士試験 2022年 問99 問題と解説

 問 題     

エレベーター設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 小荷物専用昇降機設備は、荷物運搬専用の小規模リフトの総称である。
  2. ロープ式エレベーターは汎用性が高く、中高層、超高層建築物に多用されている。
  3. 非常用エレベーターの設置義務は、消防法により定められている。
  4. 新築の建物では、機械室なしエレベーターが普及している。
  5. エレベーターの安全装置には、制動装置がある。

 

 

 

 

 

正解 (3)

 解 説     

(3)に関して、「消防法」ではなく「建築基準法」により、以下のように定められています。

高さ31mを超える建築物には、原則として非常用エレベーターを設置する。

この「高さ31m」というのも頻出事項なので、併せて押さえておきたい数字です。

以上から、正解は(3)となります。

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