問 題
建築生産に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- プレハブ工法は、工場で製作された部材を現場に搬入して組み立てる工法である。
- 建築基準法に基づく設計図書には、設計図、仕様書が含まれる。
- 軸組式構法は、木材や鋼材等の軸材で柱、梁(はり)等を組み、そこに面材を取り付けたものをいう。
- 施工管理は、設計図書のとおり工事が施工されているかを設計者が確認することであり、建築士法に定義されている。
- 型枠工事は、躯(く)体工事に含まれる。
正解 (4)
解 説
(4)に関して、工事を進めるための管理には、工事監理と施工管理があります。それぞれを簡単に説明すると次のように表すことができます。
- 工事監理:設計図書のとおり工事が施工されているかを設計者が確認すること
- 施工管理:工事施工者が現場作業の品質・工程・運営などを管理すること
よって、(4)の記述は「施工管理」ではなく「工事監理」の説明文となっています。よって、正解は(4)です。
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