問 題
ごみの処理過程に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 分別は、発生・排出元で、あらかじめ区分することであり、再生(リサイクル)を進める上で重要となる。
- 保管は、次の処理過程に移るまでの間、一時的に保管することであり、衛生害虫の発生防止などに留意する。
- 収集・運搬では、飛散防止、悪臭防止等に留意する。
- 再生(リサイクル)は、主にごみを再び製品の原料などの有用物として資源化することである。
- 最終処分には、焼却を行ってごみを減量化することが含まれる。
正解 (5)
解 説
(5)に関して、「処分」は「中間処理」と「最終処分」に分かれます。中間処理は、廃棄物を焼却や破砕、圧縮などによって減量・減容化、安定化、無害化、資源化することです。一方、最終処分は、埋立処分や海洋投入などのことです。
よって、焼却を行ってごみを減量化するのは「最終処分」ではなく「中間処理」に含まれるので、(5)の記述が誤りで、これが正解となります。
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