問 題
都市ガスとLPガスに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 都市ガスの低位発熱量とは、水蒸気の潜熱を含む場合の発熱量のことである。
- LPガスは常温・常圧では気体であるが、加圧や冷却により液化して貯蔵・運搬される。
- 都市ガスの大半は、天然ガスを主原料にしている。
- 都市ガス及びLPガスは、いずれも臭いがほとんどないガスであるため付臭剤が添加されている。
- ガスの比重については、13Aの都市ガスは空気より軽く、LPガスは空気より重い。
正解 (1)
解 説
(1)で、水蒸気の潜熱を含む場合の発熱量は「高位発熱量」です。一方、水蒸気の潜熱を含めない発熱量が「低位発熱量」です。ここでは都市ガスの話ですが、LPガスやその他の燃料でも同じことがいえます。
よって、(1)の記述が誤りなので、これが正解です。
ちなみに、都市ガスとLPガスとではLPガスのほうが発熱量が高いです。これも重要事項としてぜひ押さえておいてください。
また、この問題では(4)、(5)の記述も頻出なので、これらも覚えておきたい重要知識です。
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