ビル管理士試験 2021年 問70 問題と解説

 問 題     

加湿装置の種類と加湿方式の組合せとして、最も不適当なものは次のうちどれか。

  1. 滴下式   気化方式
  2. 電極式   蒸気方式
  3. パン型   蒸気方式
  4. 遠心式   水噴霧方式
  5. 超音波式  気化方式

 

 

 

 

 

正解 (5)

 解 説     

加湿方式には、蒸気吹出し方式、水噴霧方式、気化方式の3種類があります。

それぞれの方式をさらに細分すると、以下のような種類に分けることができます。

蒸気吹出し方式

  • 電熱式
  • 電極式 … 選択肢(2)
  • 赤外線式
  • 過熱蒸気式

水噴霧方式

  • 遠心式 … 選択肢(4)
  • 超音波式 … 選択肢(5)
  • 2流体スプレー式

気化方式

  • エアワッシャ式
  • 滴下式 … 選択肢(1)
  • 回転式
  • 毛細管式

以上から、(5)の超音波式は水噴霧方式の一例となるので、正解は(5)です。

ちなみに、上記の解説には(3)の「パン型」に関する記載がありませんが、頻出事項ではない(見慣れない)選択肢が正解になる確率は極端に低いので、このような選択肢の正誤は判定せずにスルーして構いません。

コメント

  1. 匿名 より:

    選択肢3の「パン型」とは解説にある蒸気吹出し方式の、いずれかの別名なのでしょうか?

    • (管理人) より:

      解説に記載のないものは重要事項ではないため、そのような選択肢はスルーして大丈夫です。
      もちろん、試験対策とは別に、ご自身の興味に従って深く学ぼうとするのも良いことだと思います。