ビル管理士試験 2021年 問30 問題と解説

 問 題     

シックビル症候群でみられる症状等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 目やのどの刺激やくしゃみ等の症状は、加湿により減少する。
  2. そのビルを使用、利用する全ての人に症状がみられる。
  3. 外気の供給不足が発症の危険因子である。
  4. 胸部圧迫感、息切れ、咳(せき)などの症状を呈することがある。
  5. アトピー体質が発症の危険因子である。

 

 

 

 

 

正解 (2)

 解 説     

(2)に関して、シックビル症候群の症状は人それぞれで、多岐に渡ります。たとえば、頭痛、めまい、吐き気、咳、息切れ、じんましん…などです。

また、そのビルの中にいても症状が出ない人もいます(というより、普通は症状が出ない人のほうが多いです)。もしも全ての人に症状が出るなら、それはシックビル症候群ではなく、有害ガスか何かが発生しているかもしれません。

一般的に、そのビルの利用者の20%以上が不快感に基づく症状を認める場合、シックビル症候群であると考えることができます。

以上から、(2)の「全ての人に症状がみられる」という記述が誤りです。

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