問 題
建築物内廃棄物の貯留・搬出方式に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 容器方式は、コンパクタ・コンテナ方式より貯留・搬出の作業性に優れている。
- 真空輸送方式は、輸送管によって空気搬送する方式である。
- コンパクタ・コンテナ方式は、大規模建築物に適している。
- 貯留・搬出方式は、真空収集方式より初期コストがかからない。
- コンパクタ・コンテナ方式は、容器方式よりランニングコストが少ない。
正解 (1)
解 説
(1)に関して、容器方式というのは、ごみ箱やポリバケツに溜まっているごみを、作業員がごみ収集車へ投入する方式です。
一方で、コンパクタ・コンテナ方式はコンパクタ(圧縮機)でごみをコンテナに押し込み、そのコンテナごと搬出する方式です。作業性に優れている一方で、結構大掛かりな設備になるので、この方式は大規模建築物に適しています。
よって、コンパクタ・コンテナ方式のほうが貯留・搬出の作業性に優れています。
以上から、(1)が誤りの記述で、これが正解となります。
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