ビル管理士試験 2020年 問116 問題と解説

 問 題     

貯水槽の清掃に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 清掃時は、貯水槽のマンホールの蓋を開け、換気用のファンやダクトを設置し、槽内の換気を図るなどの事故防止対策を行う。
  2. 受水槽と高置水槽の清掃は、原則同じ日に行い、受水槽の清掃後に高置水槽の清掃を行う。
  3. 清掃終了後は、塩素剤を用いて2回以上、貯水槽内の消毒を行う。
  4. 消毒後の水洗いと水張りは、消毒終了後、15分程度経過してから行う。
  5. 清掃終了後の消毒は、有効塩素濃度50~100mg/Lの次亜塩素酸ナトリウム溶液などの塩素剤を使用する。

 

 

 

 

 

正解 (4)

 解 説     

(4)の「15分程度」が誤りで、正しくは「30分以上」となります。消毒の効果が充分に現れるよう、消毒後30分以上経過してから水洗いと水張りを行うことが求められます。

よって、正解は(4)です。

この問題は、選択肢(1)~(5)のすべてが重要(頻出)です。どの選択肢が書き換えられてもわかるよう、正しく覚えておくと良いと思います。

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