問 題
光と照明に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 光色は、色温度が高くなるにしたがって、赤い色から青っぽい白色に変化する。
- 事務所における文書作成作業においては、製図作業よりも高い維持照度が求められる。
- 光色が同じであっても、蛍光ランプとLEDとでは分光分布が異なる。
- 観測者から見た照明器具の発光部の立体角が大きいほど、照明器具の不快グレアの程度を表すUGRの値は大きくなる。
- 基準光で照らした場合の色をどの程度忠実に再現できるかを判定する指標として、演色評価数が用いられる。
正解 (2)
解 説
(2)に関して、製図作業は設計図を描くなど細かい作業をするため、相応の明るさが必要です。一方、事務所での文書作成作業は、ものを読んだり書いたりするのでそこそこの照度が必要ですが、製図作業ほど緻密な作業ではありません。
よって、これらを比較すると製図作業のほうが高い維持照度が求められることになるので、(2)の記述は反対です。
より具体的な話をすると、文書作成作業には500 [lx]、製図作業には1000 [lx] の維持照度が求められますが、このような数値を覚えずとも、上記のように考えて比較することができれば十分だと思います。
以上から、正解は(2)です。
ちなみに、この問題では選択肢(1)や(5)の内容も重要です。併せて確認しておいてください。
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