問 題
バイポーラトランジスタを用いた交流小信号増幅回路に関する記述として、誤っているものを次の(1)~(5)のうちから一つ選べ。
- エミッタ接地増幅回路における電流帰還バイアス方式は、エミッタと接地との間に抵抗を挿入するので、自己バイアス方式に比べて温度変化に対する動作点の安定性がよい。
- エミッタ接地増幅回路では、出力交流電圧の位相は入力交流電圧の位相に対して逆位相となる。
- コレクタ接地増幅回路は、電圧増幅度がほぼ1で、入力インピーダンスが大きく、出力インピーダンスが小さい。エミッタホロワ増幅回路とも呼ばれる。
- ベース接地増幅回路は、電流増幅度がほぼ1である。
- CR結合増幅回路では、周波数の低い領域と高い領域とで信号増幅度が低下する。中域からの増幅度低下が6[dB]以内となる周波数領域をその回路の帯域幅という。
正解 (5)
解 説
「6[dB]以内」という部分が誤りで、正しくは「3[dB]以内」です。
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